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バクリ株式会社と共同で、これまでの6業界の調査から、AIに選ばれる企業の条件をまとめました(2,856問・10,994回答)

バクリ株式会社とDr.AISEO株式会社は、これまで業界別に行ってきたChatGPT・Geminiの参照元調査6業界分(2,856問・10,994回答)を並べ、AIが答えの根拠に読むサイトの共通点と、AIに選ばれるために企業が整えるべきことをまとめました。調査結果は、2026年11月5日にPR TIMESで公開しています。

バクリ株式会社×Dr.AISEO 共同調査:6業界の調査を総まとめ、AIに選ばれる企業は何が違う?
10,994件 6業界・2,856問をChatGPT・Geminiに1〜3回ずつ質問して得た回答
86,488件 回答の根拠として参照されたページ
10 / 12 業界×AIの12通りのうち、事業者の商品・サービスのページが最も多く読まれた数

調査でわかったこと

前提:どの業界でも、AIが最も多く読むのは事業者の商品・サービスのページ

参照されたページを型で分けると、最も多かったのは事業者自身の公式サイトにある商品・サービスのページ(トップページを含む)でした。ChatGPTは6業界すべてで1位(参照の37〜89%)、Geminiも4業界で1位です(8〜54%)。例外は、Geminiの観光・宿泊(OTAなどポータルの一覧ページが1位)と銀行・法人(メディア・専門家の解説記事が1位)の2つだけでした。業界・AIごとの割合は次のとおりです(参照に占める、事業者の商品・サービスのページとトップページの割合)。

業界ChatGPTGemini
観光・宿泊46%8%
不動産37%54%
美容医療62%43%
銀行・ローン89%39%
銀行・口座・預金81%47%
銀行・法人58%38%

大きなポータルがある業界では、AIもポータルを読む

観光・宿泊ではOTA・旅行会社のサイトが、ChatGPTで参照の41%、Geminiで70%を占めました。不動産でも、ChatGPTは参照の40%を不動産ポータルから読んでいます。一方、銀行の3編では比較サイト・金融ポータルは0〜10%にとどまり、ChatGPTは参照の59〜89%を金融機関の公式サイトから読みました。業界に大きなポータルがあるかどうかで、AIの読み先は大きく変わります。

6業界すべてで、ChatGPTはGeminiより公的機関を多く読む

公的機関・業界団体の割合は、6業界すべてでChatGPTのほうが高く、Geminiの1.8〜8.7倍でした。特に高いのは、銀行・法人(38%。日本政策金融公庫や自治体の制度融資)と美容医療(21%。国民生活センター・厚生労働省の注意喚起や学会)です。国や自治体が制度や注意喚起を出しているテーマでは、ChatGPTはそれを答えの根拠に組み込みます。

Geminiは5業界で、ChatGPTよりメディア・比較記事を多く読む

メディア・比較記事の割合は、観光・宿泊(ChatGPT 3%、Gemini 14%)、美容医療(2%、11%)、銀行の3編(1〜9%、37〜44%)で、Geminiのほうが大きく上回りました。例外は不動産で、両AIとも10〜11%とほぼ同じです。Geminiは1回の回答でChatGPTの1.5〜5.1倍のページを読み、ChatGPTの参照の65〜92%はGeminiも読んだサイトに向いています。ChatGPTは少数のサイトに絞り、Geminiはその外側のメディアまで広く拾っています。

Geminiは公式サイトでもコラム・解説記事を開く

事業者の公式サイトが読まれたとき、コラム・解説記事が開かれた割合は、ChatGPTで0〜12%、Geminiで7〜43%でした。6業界すべてでGeminiのほうが多く、特に美容医療(43%)と不動産(29%)で高くなっています。

SNS・ブログ・口コミの投稿は、6業界・両AIとも参照の5%未満

個人のブログ・SNS・Q&Aサイト・口コミの投稿が参照に占める割合は、最も高い業界・AIでも4.7%でした。AIが答えの根拠にしているのは、事業者の公式サイト、ポータル、公的機関、メディアの記事がほとんどです。

同じ質問をもう一度しても、同じページが開かれるのは4〜32%

同じ質問を2〜3回ずつ実行したところ、すべての回で開かれたページは4〜32%でした。サイト単位で見ても、すべての回で参照されたのは質問ごとの中央値で33〜83%です。一方、読まれるサイトの種類は、すべての回で89〜100%(中央値)が一致しました。1回の確認だけで、自社が参照されたかどうかを判断することはできません。

AIに選ばれるために整える5つのこと

6つの発見から、企業が整えるべきことを次の5つにまとめました。

  1. 商品・サービスのページを、質問の条件に答えられる状態にする(どの業界・AIでも、最も多く読まれるページ)
  2. 公的な制度・基準との関係を、自社のページに書く(ChatGPTは6業界すべてでGeminiより公的機関を多く読む)
  3. 業界のメディア・比較記事に、正しい情報で載る(Geminiは5業界でChatGPTよりメディア・比較記事を多く読む)
  4. 自社サイトに、検討中の疑問に答えるコラムを持つ(Geminiは公式サイトの参照の7〜43%でコラム・解説記事を開く)
  5. 業界の大手ポータルサイトにも、正確で充実した情報を載せる(観光・宿泊ではGeminiの参照の70%がOTA・旅行会社)

調査の概要

項目内容
調査名AIで顧客に選ばれる企業は何が違う?6業界の調査まとめ(AIO / AISEOドメインリサーチ 業界横断編)
対象のAIChatGPT、Gemini
計測期間2026年7月〜10月
対象の業界観光・宿泊、不動産、美容医療、銀行(ローン・口座・預金・法人)
質問数2,856問(業界ごとに1〜3回ずつ実行、計10,994回答)
参照数86,488件
集計方法業界ごとに計測時期・質問の設計・実行回数が異なるため、件数ではなく構成比で比較
調査主体バクリ株式会社、Dr.AISEO株式会社

調査レポートとプレスリリース

観光・宿泊、美容医療、銀行(ローン・口座・預金・法人)の5業界・2,238問の計測データを同じ物差しで集計し直し、業界×AI別の比較表、業界のタイプ別に見た対策の優先順位、チェックリスト(詳細版)をまとめた調査レポート(全24ページ)を、バクリ株式会社のサイトで無料配布しています。不動産業界の調査は社内調査のため、レポートには含めていません。

調査ページとレポート(全24ページ)を見る → PR TIMESでプレスリリースを見る →

業界ごとの調査結果は、これまでのニュースでも紹介しています。

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