バクリ株式会社とDr.AISEO株式会社は、銀行ローンに関する522問をChatGPTとGeminiに2回ずつ質問し、回答の根拠として参照されたサイトを集計しました。調査結果は、2026年10月15日にPR TIMESで公開しています。
参照元をサイトの種類で分けると、両AIとも最も多いのは金融機関の公式サイトでした。ただしその割合は、ChatGPTが89%、Geminiが47%と大きく異なります。Geminiは残りの多くを、メディア・他業種の記事(37%)とローン比較サイト(10%)から読んでいました。
| 順位 | ChatGPT | Gemini |
|---|---|---|
| 1位 | 金融機関の公式サイト 89% | 金融機関の公式サイト 47% |
| 2位 | 公的機関・政府系 7% | メディア・他業種の記事 37% |
| 3位 | メディア・他業種の記事 1% | ローン比較サイト 10% |
| 4位 | ローン比較サイト 0% | 公的機関・政府系 2% |
「おすすめの銀行は?」と聞くと、ChatGPTは1回答あたり2.9件のサイトを読みます。一方で、金利相場・審査・選び方・トラブルといった104問では0.4件に減り、71問は2回とも参照先が記録されませんでした。読む場合も、トラブルの質問では88%が公的機関・政府系です。Geminiはどの質問でも11〜13件を読み、トラブルの質問では59%がメディア・他業種の記事でした。
ChatGPTが参照したページの81%は、「住宅ローン」「マイカーローン」といった金融機関の商品ページで、金利一覧やQ&Aを合わせると89%に達します。Geminiでは金融機関のページは39%にとどまり、解説記事が42%、比較サイトの金利一覧・ランキングなど複数の金融機関を並べるページが14%を占めています。
参照の多い上位20サイトを比べると、両AIで共通していたのは9サイトで、メガバンクやネット銀行など全国展開の金融機関が中心でした。Geminiの上位に並ぶローン比較サイトやマネーメディアは、ChatGPTではほとんど読まれていません。Geminiの参照の50%は、ChatGPTが一度も読まなかったサイトに向いています。
同じ質問を2回したとき、2回とも開かれたページはChatGPTで11%、Geminiで32%でした。サイト単位で見ても、同じ質問で2回以上参照されたサイトはChatGPTで25%、Geminiで45%です。1回確認しただけでは、参照されているかどうかを判断できません。
都道府県名を入れない質問では、地域金融機関の割合はChatGPTで29%、Geminiで13%でした。「(都道府県)で住宅ローンを借りるのにおすすめの銀行は?」のように都道府県名を入れると、ChatGPTで74%、Geminiで52%に上がります。ただしGeminiでは、栃木・埼玉・千葉・東京・神奈川・大阪・和歌山の7都府県でローン比較サイトが最上位になりました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 調査名 | AIで顧客に選ばれる銀行は何が違う?【ローン編】(ChatGPT・Gemini AIO / AISEO ドメインリサーチ 銀行業界ローン編) |
| 対象のAI | ChatGPT、Gemini |
| 計測日 | 2026年10月9日 |
| 質問数 | 522問(各AIで2回ずつ、計2,088回答) |
| のべ参照回数 | ChatGPT 2,490回、Gemini 12,765回 |
| 検出ドメイン | ChatGPT 387件、Gemini 1,446件(合計1,597件) |
| 集計方法 | 参照されたURLを、サイトの種類とページの型で分類 |
| 調査主体 | バクリ株式会社、Dr.AISEO株式会社 |
47都道府県×6種のローン別の参照上位サイト、参照元ドメイン全1,597件のランキング、実際に使った522問を収録した調査レポート(全66ページ)を、バクリ株式会社のサイトで無料公開しています。
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